バンデックスフレキシン止水効果
NETIS、NNTD登録済
「バンデックスフレキシン工法」は国土交通省が運営する新技術情報提供システムNETIS(ネティス)及びに
一般社団法人農業農村整備情報総合センター(ARIC)が提供する農業農村整備民間技術情報データベース「NNTD」に登録されている工法です。
優れた止水効果
「バンデックスフレキシン」工法は極めて低粘度のアクリル系二成分合樹脂をコンクリートの漏水部分に注入機を使用して高圧で注入する工法です。
注入剤・注入機および工法が一体となったシステム工法で、多様な漏水現象に対応できます。
長期止水効果
バンデックスフレキシンの樹脂は水と接触することで約200%体積膨張し、圧縮弾性は40%圧縮が可能で100%復元という画期的な樹脂です。
そのため、施工後に躯体のひび割れや目地部が開いたとしても止水効果は継続し、長期的な止水を行うことが可能です。
高圧注入による止水効果
専用の特殊注入機を使用し、コンクリートの漏水部分に高圧で注入する工法です。
コンクリートの漏水部に約45度の角度で孔をあけ、特殊ノズルを用い、親水性の注入剤を常に規定量だけ圧入できる注入機で、隙間全体に充填させることができます。
充填された注入剤は高弾性樹脂となり、最高水準の止水効果を発揮します。
ゲルタイムの調整が可能
バンデックスフレキシン樹脂は特殊な4種類の材料を現場状況に応じて調合します。
そのため、薬剤の重合硬化時間を10秒~4分の間で任意に設定することが可能です。
漏水量や施工箇所に応じて瞬時に硬化させたり、逆に硬化時間を遅くし微細な亀裂等、躯体細部までの注入が可能です。
水質に影響を与えません
バンデックスフレキシン樹脂は飲料水の適合試験に合格しており、水質に影響を与えません。
そのため、上下水施設等や動物、植物等に隣接した箇所での施工も可能です。
旧名称「バンデフレキシン」及びコピー品について
2017年から当材料名、及び工法名である「バンデフレキシン」が商標権の問題で使用できなくなり、名称を「バンデックスフレキシン」へ変更し提供させて頂いております。
そのため、現在旧名称の「バンデフレキシン」等を利用しあたかも当社の材料、工法、実績であるかのように販売しているコピー品が出回っております。
コピー品は名前を似せているだけの全くの別物の材料、薬品となっており、当社の「バンデックスフレキシン」の実績等を利用しておりますが、実績として該当するものは当社材料の「バンデックスフレキシン」のみとなりますのでご注意くださいませ。
また、コピー品に関しましての施工時のトラブル、施工後の品質劣化等に関してましては当社は一切の責任を負いませんのでご了承くださいませ。
標準施工例(ひび割れ部)
注入が完了したら、躯体から特殊注入用ノズルを引き抜き、孔にバンデックスQ-80材(急結セメント材)を充填して穴埋めを行います。
その後、急結材で表面を平滑にし、清掃を行って止水完了となります。
溢れ出たバンデックスフレキシン剤は容易に清掃が可能です。
穴埋め・清掃
急結剤の充填削孔した穴に特殊注入用ノズルを挿入し、バンデックスフレキシン専用機器を用いて24Mpa以下の圧力で注入を行います。
深部まで注入が終わると、バンデックスフレキシン樹脂がひび割れから溢れ出てくるのを目視にて確認します。
薬液注入
バンデックスフレキシン剤の注入左右または上下から削孔ドリルを用いて約45°の角度で削孔を行い注入ノズルを取り付ける為の孔を開けます。
基本的にはコンクリート躯体厚の中心を目指して削孔を行います。
削孔
削孔ドリルにて削孔を行うコンクリート躯体からの漏水を確認します。
バンデックスフレキシンでは滲む程度の微量の漏水や、吹き出してくる多量の漏水など多様な漏水現象に対応できます。
漏水状況
ひび割れ部実績件数(2024年時点、大凡)
0
公共工事
0
民間工事
0
その他
0
合計実績
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